私の父親は、私が2歳、妹が1歳の時なくなり、父親の存在すら意識したことありませんでした。一方母親は、天寿を全うし、100歳で亡くなりました。私の腕の中で、ぬくもりがすーと消えていく瞬間を今も忘れることが出来ません。誰が考えても周りの人からは決して幸せな人生とは思われない一生だったけど、本当に安らかな顔をして一生を終えました。私自体その瞬間、悲しみなどなく、むしろ安堵感を感じました。一生を終えるその瞬間、身内に安ど感を抱かさす母に、敬意を抱いたものです。
天寿(其の人が持って生まれた命)、まさしく平均余命を生き抜いて、天に召され天に帰っていくありのままの姿です。
会社勤めで、偉くなれた。
事業起こして、成功した。
好きなことを一杯し、楽しく過ごせた。
行きたい所に行き、美味しいものを沢山食べれた。
自分の人生は、大成功と思っても、人生半ばで、事故で亡くなった、病気で亡くなったでは、人生を全うしたとは言えない。
人世の成功者とは、天寿を全うする(平均余命を生き抜く)ことが、何にもまして成功者と言えるのではないか!!